新潟の新築・注文住宅|ゆい工房

見かけで判断できません、住宅ローン

こんにちは、ゆい工房の矢部です。
モデルハウスは基礎工事も完了し、いよいよ上棟します。
工事の進捗は改めてアップしますね。
今回は、先日お客様からご質問をいただいた銀行のローンについてお話します。
とっても大切なことなので住宅ローンのご利用を考えていて、あまりローンは詳しくないという方はお読み下さい。


突然ですが皆様に質問です。
以下の条件のA銀行さんとB銀行さん、どちらから借入をしますか?

【A銀行】10年固定 金利0.9% 変動金利0.75%
【B銀行】10年固定 金利0.74% 変動金利0.52%

上記の情報だけだと、おそらく多くの方がB銀行に興味を持つのではないでしょうか?
銀行に置いてある住宅ローンのチラシの多くが「金利」を大きく載せています。
実はここに注意が必要で、必ずしもB銀行が有利とは限りません。

では、金利以外にどんなところをチェックする必要があるのか!?
これ重要です。
私が特に気にするのは……
① 融資手数料
② 団体生命保険

です。
2500万の住宅ローンを組むと仮定して、詳しく見ていきましょう…
①融資手数料——–
例えばA銀行は「一律で5万円」、B銀行は「融資額の2%」だとすると、2500万の住宅ローンでのB銀行の融資手数料は50万円になります。
A銀行とB銀行の手数料の差はなんと45万円!
この例のように「金利が低くても手数料が高い」ということがあるので注意が必要です。
そしてさらに、団体信用生命保険についても、内容をチェックしてください。(もう少しお付き合い下さいね。)
②団体信用生命保険——–
団体信用生命保険ってなに?と思われる方もいらっしゃると思うので、簡単に説明しますと…
団体信用生命保険とは、主債務者が死亡したり高度障害で就業不能状態になった場合、住宅ローンの残高がなくなるというものです。(一般団体信用生命保険)

【A銀行】上記の団体信用生命保険にガン特約や8大疾病付き。特定の病気にかかった場合に残債がゼロに。(条件あり)

【B銀行】一般団体信用生命保険のみ。特約を付ける場合は+0.3%金利上乗せ。

いかがでしょうか?
A銀行さん、B銀行さん、どちらから借入するか迷ってしまいませんか?
国立がん研究センターの統計では2人に1人が、がんを患うという統計もでています。
銀行員さんからも、ガン団信の利用が多いと聞いています。
長期にわたって返済をしていくことの多い住宅ローンは目先の金利だけにとらわれずに、団体信用生命保険も重要になると思います。
住宅ローンを利用する方の多くは、借入額も大きく、長期にわたって返済するケースが多いので、借入する先の銀行さんの選定は慎重にすることをおすすめします。
今日、話した内容は、ごく一部のより重要な内容に絞ってお話しました。
家づくりで後悔しないためにお伝えしたいことはもっともっとたくさんあります。
住宅ローンの借入先の選択に失敗したくない!という方は気軽にご相談下さい。
きっとお役にたてると思います。
それでは近日中に工事の進捗もアップするので楽しみにしていて下さいね。

▲今こんな感じです。悪天候の中でも職人さんたちにご尽力いただいています。
では、また。